「一ケ月で開脚前屈が出来る」のワナ

先日、生まれて初めて「カイロプラクティック」を体験してきました♪

というのも、実は私は「腰椎分離症」のため、身体が壊されてしまうかもしれない恐怖から、ダンサーなのにも関わらず、一度も身体のメンテナンスをした事がなかったのです。

(CT検査で分かったのですが、分離症が発症したのはバレエ時代の小学生の頃…痛みが発生し、気が付いたのは20代になってからでした。

10代の頃に分かっていれば、コルセットを巻いて治療可能でしたが、大人になってからの分離症は治す事が出来ないそうです…

10代の皆さん、痛みがなくても必ずレントゲンやCT検査を受けて下さい!)

↑こんなポーズをしていますが、実は分離症なのです。(笑)

施術後も痛みはなく、もちろん分離症部分も無事でした!

意識せずとも背筋が伸び、肩と骨盤がまっすぐになりました♪

(※病院の医師と同じく、先生によって技術・経験の差がすごくあります。

通う際は、先生の資格・評判等、よく調べて行く事をおすすめします。)

 

その時、カイロの先生と「一ケ月で開脚前屈がペターっとつくようになる」という本の話題になったのですが、先生も私も同意見でした。

柔軟のストレッチ…身体の硬い人にとって、痛くて辛いですよね…

「痛み」は「これ以上やったら身体が壊れちゃうよ!」という脳からの信号であり、自然な事ではあるんですよね。

ただ、あまりにも身体が硬いと日常生活の動きすら困難になったり、怪我をしやすくなったりするので、人間、ある程度の柔軟性は必要かなと思います。

ダンサーにとっては、柔軟性があれば、より高度な技が出来るようになるし、技をより美しく魅せる事が出来るので、是非とも身に着けたい所ですよね♪

 

そんな風に悩みを抱える多くの人に、悪魔のささやきが…(笑)

「たった一ケ月で、開脚前屈が出来るようになるよ!」

そんな甘い言葉を聞いたら、多くの人が飛びつくのは必至でしょう…

 

私も実際、その本を見てみました。

当スタジオでのストレッチ方法とだいたい同じでした。

 

ハッキリ言います。

「一ケ月で~」なんて言葉は、本を買ってもらうためにインパクトをもたせただけの、ただのキャッチコピーです!

 

本にかかれているストレッチ法は、悪くはありません。

(※ただ、身体の仕組みをよく知らない人だと、本人が本と同じようにやっていたとしても、実際は間違っている場合もありますのでご注意下さい。)

それを

*一ケ月で出来るようになるんだぁ!

*一ケ月で出来るように頑張る!

と思う事が間違いなのです。

(つまり、タイトルの「一ケ月で~」は無意味なのです。)

 

自分の身体を思い出してみて下さい。

柔軟のストレッチをすると、身体の防衛反応の「痛み」がありますよね?

それを、短時間で無理矢理伸ばしたら、身体にとって大負担であり、最悪の場合、本当に身体を壊します。

 

柔軟ストレッチの基本は

*毎日コツコツやる

*長いスパンで見る

*少しずつ可動域を増やす

です。

 

学生時代の勉強と同じく、地道な作業です。

自分で「やるべき事をやらない」から出来ないだけです。

毎日コツコツ頑張って、去年より今年、今年より来年…と、レベルアップを目指しましょう!

童話「うさぎとかめ」の亀さんになって下さい…☆

 

 

そして、本の影響を真に受けて、身体を壊してしまう人がいない事を切に祈っております…☆