古代エジプトミステリー 女性ファラオ・ハトシェプスト

エジプトの女王といえば「クレオパトラ7世」が有名ですが、もう一人、有名な女性がいました。

(wikipediaより画像転載)

 

「ハトシェプスト」女王。「最も高貴な女性」という意味です。

紀元前15世紀。唯一の女性ファラオです。

クレオパトラは女性を武器にして活躍したイメージですが、ハトシェプストは、男装をして男性のようにふるまっていたと言われています。(諸説あり)

しかし、女性ならではの心は忘れず、戦争を好まず平和外交によって手腕を発揮したと伝えられています。

 

調べていて分かった事があります。

ファラオ=男性ですが、「王位継承権」を持つのは、王家の正当な血を引く「女性」なのだそうです!

ですので、王位継承権を持つ女性と結婚した男性は「ファラオ」になれるのだそうです。

ツタンカーメン夫妻など、近親結婚が多かったのはそのような事情が関係しているのかもしれませんね。

(余談ですが「天空の城ラピュタ」でも、ラピュタ王家の本家はシータ、分家はムスカです。だからムスカは、ラピュタ帝国の王になるため、どうしてもシータが必要だったのですね。)

 

どうして女性のハトシェプストがファラオになれたのか?

ハトシェプストも、異母兄弟のトトメス2世と結婚します。(2人の父はトトメス1世)

しかし、病弱だったトトメス2世は、在位わずか8年でこの世を去ります。

2人の間には「ネフェルラー」という女の子がいました。

彼女も、父トトメス2世が側室に産ませた異母兄弟と結婚します。

そのネフェルラーの夫が、トトメス3世です。

その歳、わずか6歳・・・

そこでハトシェプストは、幼少のファラオを支えるという形で政治に関与し始めます。

その力はだんだん強くなり、ついにファラオの座を手に入れたという経緯だそうです。

元々ハトシェプストは、王家の血をひいた女性ですからね。

このような状況でしたので、ファラオになれたのだと思います。

 

そのハトシェプストがモデルになった、面白い本があるのでご紹介します♪

完全に史実に一致したストーリーというわけではありませんが、このマンガのような解釈は、とてもロマンがあります。

今でも雑誌に連載中のマンガですので、これからもコミック本は出版されると思います。

マンガで古代エジプトに迷い込んでみるのも、いかがでしょうか?

 

 

古代エジプトミステリー 一組のサンダル(※8月15日加筆完了)

以前の記事はこちら↓

古代エジプトミステリー ツタンカーメンは女!?

古代エジプトミステリー 隠し部屋!?

 

ツタンカーメンにまつわるお話の第三弾になります。

今回は、ツタンカーメンの奥さんにも注目してみましょう♪

 

ツタンカーメンの妻「アンケセナーメン」なのですが…彼女を含めると、ツタンカーメン家の家系を説明するのが大変複雑になるのです(汗)

 

*前回紹介した「ネフェルティティ」は、ツタンカーメンにとって「義母」にあたり、アンケセナーメンにとっては「実母」

*そのネフェルティティの夫「アメンホテプ4世(別名:アクエンアテン)」は、ツタンカーメンとアンケセナーメン二人の「実父」

*アンケセナーメンにとってアクエンアテンは「実父」であり、また「夫」であった時期もある。(父と娘で結婚…!!)

 

つまり…ツタンカーメンとアンケセナーメンは、「異母兄弟」にあたるのです。(兄弟で結婚…!!)

大昔の事ですからね…現代の私達には理解し難い事情があったのだろうと推測します。

しかしながら、こんな変わった形の夫婦ですが、とても仲は良かったと伝えられています。

亡くなったツタンカーメンの棺に、アンケセナーメンが「ヤグルマソウ」の花束を捧げたエピソードは有名ですよね♪

(※しかし近年、これが本当にヤグルマソウだったのか?そもそも本当にアンケセナーメンが手向けた物なのか疑問視する声も上がっています。)

 

私が調べた事で、二人の夫婦の仲の良さを表す物がありました。

ツタンカーメンの墓に埋葬されていた「黄金の玉座」です。

背もたれに、ツタンカーメンとアンケセナーメンが描かれています。

アンケセナーメンが、ツタンカーメンの肌に香油を塗ってあげているシーンだそうです。

ちょっとよく見てみてましょう。

(フリー素材より画像転載)

 

二人の「足」に注目です。

ツタンカーメンは左足に、アンケセナーメンは右足に「サンダル」を履いているのが分かりますか?

これは、一組のサンダルを二人で分け合って履いている姿で、夫婦の仲の良さを表しているのではないかといわれているのです。

(※ツタンカーメンの右手の親指の付け方が変なのですが、これは「親指から魂が出入りするもの」と考えられていたため、このように、本来は見えない右手の親指を、あえて見えるように描いてあるそうです。このような平面的な描かれ方は、古代エジプト美術の特徴とも言えるでしょう。)

 

「悲劇の少年王・ツタンカーメン」と呼ばれている彼ですが、短いながらも幸せな時間があったのではないでしょうか?

様々な夫婦の形があって驚きますが、大事なのは、お互いの「思いやり」や「優しさ」で、人は幸せを感じる事が出来るのかなぁと黄金の玉座を見て感じました。

 

次回は、私が最近読んでいる実話を元にした、エジプトが舞台の漫画を紹介しようと思っています♪

すごい偶然なのですが、その登場人物の髪型とメイクが私と同じだったのです!!

これは読むしかないと思いましたよね(笑)

お楽しみにね♪

 

古代エジプトミステリー 隠し部屋!?

前回のブログはこちら:古代エジプトミステリー ツタンカーメンは女!?

前回のブログで、ツタンカーメンの黄金のマスクが「女性」だという事がお分かり頂けたかと思います。

では一体、その女性とは…?

そして、なぜ女性のマスクが使われたのか?

真相に迫っていきたいと思います。

 

この黄金のマスクの女性は…「ネフェルティティ」王妃がモデルになったのではないかという説が出てきました。

(Wikipediaより画像転載)

 

クレオパトラ7世・ネフェルタリ・ネフェルティティは、「古代エジプト三大美女」としても有名ですよね。

(「ネフェルティティ」の意は、「美しい者が現れた」だそうです。)

この画像の胸像(未完成)も大変有名で、現代の私達から見ても美しい女性だと感じる事が出来ます。

このネフェルティティは、ファラオ・アクエンアテンの王妃であり、ツタンカーメンの義母にもあたる御方なのです。

 

では、どうしてネフェルティティのマスクがツタンカーメンに使われる事になったのでしょうか?

まずは、ツタンカーメンの生涯をちょっと思い出してみて下さい。

彼の死亡原因はいくつかの説がありますが、19歳という若さで亡くなったと言われております。

あまりにも早い死で、墓や死者の装飾品等の準備が間に合わず、ネフェルティティに使う予定だったマスクを急遽彼に使ったのではないかと言われております。

 

その証拠に、ツタンカーメンの棺が眠っていた部屋が、ファラオの墓にしては狭い気がしませんか?

(Wikipediaより画像転載)

 

実は近年、日本の調査チームが入り、最新鋭の機器でこの部屋を調べた所、なんと画像にもある壁の向こうに「空間」がある事が発見されたのです!

つまり、このツタンカーメンの墓はもともとは一つの部屋で、後から壁を作り、2つに分けて使われている可能性が出てきたのです!

 

実は、まだネフェルティティの墓は正式には見つかっていないのです。

この壁の向こう側に、もしかしたらネフェルティティが眠っているのかもしれません。

ネフェルティティに関する情報が全く出て来ない所から見て、彼女の墓も歴史も、こうして隠ぺいしたかったのかもしれません。(Jasmine説)

 

いろいろと調査をするための許可をエジプト側から取るのに、すごく時間がかかると聞いています。

早く壁の向こう側の秘密を見てみたいですね♪

 

次回の記事はこちら:古代エジプトミステリー 一組のサンダル

古代エジプトミステリー ツタンカーメンは女!?

ベリーダンスの起源は、エジプト・トルコ・イランの中東地域が発祥の地だと言われております。

歴史が古すぎるあまり明確な起源を断言する事が出来ませんが、紀元前5世紀ほどの時代の古代エジプトの壁画に、踊っている人々が描かれているものが発見されています。

ベリーダンスが踊られていたであろう古代エジプト…

ジャスミンは古代エジプトが大好きで、自分なりにいろいろと勉強して参りました。

これから「古代エジプトミステリー」として、ブログの連載を開始したいと思います。

ベリーダンスを踊っていて、起源の時代に思いを馳せ、創作活動のプラスになれば…古代エジプトが好きで、ベリーダンスにも興味を持って下さる人がいたら幸いです。

第一回目は、「ツタンカーメン」についてです。

ツタンカーメンにまつわる話はたくさんあるので、数回に分けて連載していきたいと思います。

 

(Wikipediaより画像転載)

 

ツタンカーメン

日本ではローマ字読みになってしまいましたが、正確にはトゥト・アンク・アメン(Tut-ankh-amen)と呼ばれています。

父親がなくなった後、わずか9歳(と言われている)でファラオに即位した少年王として有名ですよね。

そしてツタンカーメンといえば、この「黄金のマスク」を思い浮かべる人が大半なのではないでしょうか?

実は近年、このマスクから様々な事が明らかになってきたのです!

 

皆さん、このマスクをよく見てみて下さい。

このマスクの「顔」は、女性でしょうか?男性でしょうか?

 

「ツタンカーメン王は男だから、マスクは彼を模して作った「男」じゃないのか?」

という声が聞こえてきそうですね。

実はこのマスクの顔は「女性」なのです!

 

どうして女性だと分かるのかというと…「耳」に注目してみて下さい。

この画像だとちょっと分かりにくいかもしれませんが、「穴」が開いている事が分かりますか?

そうです、「ピアス」をしているのです!

古代エジプトでは、ピアスのオシャレをするのは女性でした。

ですので、この黄金のマスクの顔は「女性」だという事が分かりました。

 

では一体、このマスクの女性は誰なのでしょう…?

実は、この女性が誰なのかも分かっているのです。

 

次回、その謎に迫ります♪:古代エジプトミステリー 隠し部屋!?